Insta360の種類と違い【それぞれの特徴や撮影用途をご紹介】
Insta360が気になっているけど、種類が豊富でどれを選んだらいいか迷っている方へ。
それぞれの製品の特徴やおすすめの撮影用途をご紹介します。
この記事を読むことで、各製品の違いが明確になり、どれを選んだらいいわかるようになります。
どうぞ最後までご覧ください。
Insta360の種類と違い
<< 目次 >>
Insta360のラインナップ
商業用の映像作品の撮影に最適の「Insta360 TITAN」
8K3Dの360度動画の撮影に最適の「Insta360 Pro2」
360度動画の撮影に最適の「Insta360 ONE X2」
2in1の様々な撮影に最適の「Insta360 ONE R」
ライフログの動画撮影に最適の「Insta360 GO」
Insta360のラインナップ
2021年3月現在、Insta360シリーズは主に以下の機種が販売されています。
- Insta360 TITAN(価格:約1,900,000円)
- Insta360 Pro2(価格:約680,000円)
- Insta360 ONE X2(価格:約55,000円)
- Insta360 ONE R(価格:約60,000円)
- Insta360 GO(価格:約20,000円)
上記の各カメラの違いとして、大きく分けると一般用、プロフェッショナル用に分類することができます。また、Insta360シリーズは主に360度カメラのブランドとなりますが、Insta360 GOは360度カメラではなく、カメラの種類としては小型アクションカメラとなります。カメラの利用シーンなどに応じて、種類の特徴の違いに注意してください。
【種類】360度カメラ
Insta360 TITAN、Insta360 Pro2、Insta360 ONE X2、Insta360 ONE R
【種類】アクションカメラ
Insta360 ONE R、Insta360 GO
【対象】プロフェッショナル向け
Insta360 TITAN、Insta360 Pro2
【対象】一般向け
Insta360 ONE X2、Insta360 ONE R、Insta360 GO
例えば「一般向け」の「360度カメラ」という種類でも、Insta360 ONE X2、Insta360 ONE Rの2つのカメラがあります。特徴や違いについては、後述もいたしますが、Insta360 ONE X2は360度カメラ専門で、Insta360 ONE Rは360度カメラとアクションカメラを兼ねていますので、2機種のカメラには種類の違いがあります。
商業用の映像作品の撮影に最適の「Insta360 TITAN」
Insta360 TITANは約190万円と、Insta360シリーズの中で最も高価な360度カメラです。メーカーは、シネマクオリティのVR映像を撮影することが可能と謳っています。映画やドラマ、ドキュメンタリーなどの商業作品を360度カメラで撮影する際には、最適な種類の360度カメラです。
また、カメラ本体サイズが非常に大きな種類のカメラです。カメラ本体の直径222mmと、カメラ本体のサイズも一般用のカメラとは大きく違いがあります。
そして、Insta360 TITANで撮影した360度動画のポストプロダクションでは、10bit対応のモニターやグラフィックボード(GPU)の環境も用意することが求められることなども、プロフェッショナル用の種類のカメラといえる点です。
Insta360 TITANの特徴
- マイクロフォーサーズのセンサーを8個搭載しています
- 最高解像度は11K(10560 x 5280 @30fps)です
- 10bitの撮影が可能です
- 最大180 Mbps の高ビットレートでの撮影が可能です
- 9軸ジャイロセンサを搭載。独自技術の強力な手ブレ補正機能「FlowState Stabilization」でジンバル無しでも揺れの少ない滑らかな動画を撮影可能です
8K3Dの360度動画の撮影に最適の「Insta360 Pro2」
Insta360 Pro2は、8K3Dの360度動画を撮影できる360度カメラです。高品質な360度動画を撮影できるコストパフォーマンスに優れた種類の360度カメラです。
Insta360 Pro2は、これまでに多くの360度動画作品で使用されています。また、オプションで付属するFarsight映像転送システムを利用すると最大地面距離300メートルの通信が可能です。 カメラ本体の直径は143mmとInsta360 TITANに比べるとコンパクトなサイズで、カメラの設置も比較的しやすいサイズです。
Insta360 Pro2の特徴
- 「FlowState Stabilization」機能を搭載
- 8K3D動画(7680 x 7680 @30fps)を撮影可能です
- 8K12K静止画(12000 x 12000)を撮影可能です(10枚連写写真を合成)
- 最大120Mbpsの高ビットレートの撮影が可能です
- GPS内蔵(Google Street View ready)
360度動画の撮影に最適の「Insta360 ONE X2」
Insta360 ONE X2は、5.7Kの高解像な360度動画を、Insta360独自技術の強力な手ブレ補正機能「FlowState Stabilization」を使って撮影できる360度カメラです。また、撮影した360度動画をスマホアプリから通常の画角の切り出し動画に編集することで、カメラワークのある動画を簡単に編集できます。
また、単独の1つのカメラレンズだけを使用したステディカムモードでは、安定した広角動画を簡単に撮影できます。タッチスクリーン式のモニターが搭載されており、スマートフォンに接続しなくてもプレビュー撮影も可能です。世界中で人気の漫画・アニメ『NARUTO -ナルト-』とコラボレーションした特別仕様版のInsta360 ONE X2も販売されています。
Insta360 ONE X2の特徴
- 5.7Kの高解像度、H.265、H.264エンコードに対応
- FlowState Stabilization」機能を搭載
- 防水(IPX8)
- 自撮り棒を自動で消す機能でドローン風の動画を撮影可能です
- バレットタイム撮影機能を搭載
- HDR撮影が可能です
- Apple Watchと接続した操作が可能です
- Air Podsと接続してワイヤレス録音や音声制御が可能です
2in1の様々な撮影に最適の「Insta360 ONE R」
Insta360 ONE Rはモジュール式のユニークな種類のカメラです。レンズ部分を360度カメラレンズとアクションカメラレンズに付け替えることが可能です。Insta360 ONE R 1台で、広角なアクションカメラとしても、360度動画を撮影できる360度カメラとしても使用可能で、これ1台で状況に合わせた様々なシーンに適した撮影ができます。
また、モジュールの付け方次第で、モニターを前面にすることも後面にすることも可能です。モニターを前面にすると、プレビューしながら自撮り撮影もできます。ドローンに装着するためのドローン版のモジュールキットも販売されています。
Insta360 ONE Rの特徴
- モジュール式のカメラ
- ライカとコラボレーションした1インチカメラレンズモジュールもあります
- FlowState Stabilization」機能を搭載
- 防水(IPX8)
- HDR撮影が可能です
- スローモーション撮影機能を搭載
- Apple Watchと接続した操作が可能です
- Air Podsと接続してワイヤレス録音や音声制御が可能です
ライフログの動画撮影に最適の「Insta360 GO」
Insta360 GOは小型のアクションカメラです。マグネット式で服の上や帽子にもカメラを取り付けることが可能です。撮影者の目線で自然な風景や人の表情を動画で記録できます。専用のスマホアプリには、AIが撮影した動画を自動で編集する機能が搭載されています。
短めのクリップ動画を作成したい場合などに活躍するアクションカメラです。また、ハローキティとコラボレーションした特別仕様のバージョンも販売されています。
※ハローキティバージョンは2021年3月1日現在取り扱い終了となっております
Insta360 GOの特徴
- 超小型な種類のアクションカメラ(49 x 21 x 15 mm、重さ18g)
- 15秒、30秒、60秒の長さの標準動画を撮影できます
- ハイパーラプス機能を搭載(最大30分間の撮影で5分間の動画を作成します)
- タイムラプス機能を搭載(最大8時間の撮影と9秒間の動画を作成します)
- スローモーション機能を搭載
- バレルロール機能を搭載
ハコスコ社ではPro向け360度カメラのオンラインウェビナーを毎月実施しています。
カメラの機能紹介や事例紹介、Q&A(質問コーナー)などもございますので、お気軽にご参加ください。
お申し込みは、以下のリンク先よりどうぞ。